導入事例リアルタイムのデータ収集とポートフォリオ提案で
顧客の資産運用を長期にわたって支える

ファイナンシャルスタンダード 濵浦凜氏

ファイナンシャルスタンダード

ファイナンシャルアドバイザー
濵浦凜氏

ご利用中の製品
Qr1(QUICK LevelX r1)

IFA(独立系金融アドバイザー)大手のファイナンシャルスタンダードは、証券リテール営業支援サービス「Qr1(QUICK LevelX r1)」を導入しています。幅広いマーケットデータの収集と、顧客に対する的確できめ細かな提案は、顧客の長期資産運用を支える同社にとって不可欠な要素です。ファイナンシャルアドバイザーとして顧客の資産形成・運用をサポートしている濵浦凜氏に、IFAの果たす役割、Qr1の活用方法、顧客への提案にQr1をどう役立てているかなどについてうかがいました。

導入の効果とポイント

  • マーケット全体から注目のニュースまで把握
  • 比較や合成チャートでポートフォリオ提案の説得力向上
  • 中立的立場から資産運用をサポート

Q.現在、IFAとしてどのような業務をされているのか、お話しください。

私はもともと新卒で証券会社に入社して、7年間リテール営業をしていました。その後、信託銀行で2年間、遺言や遺産整理などの相続業務に特化した部署で経験を積んだ後、ファイナンシャルスタンダードに入社しました。IFAとして2年と少し経ったところです。IFAは一般的にはあまり知られておらず、ファイナンシャルプランナー(FP)との違いをよくご質問いただきます。IFAとFPの違いは、具体的な金融商品の提案から実行支援までを一貫して行えるか行えないかにあります。IFAはお客さまに対して、ライフプランや家計の相談から、運用の実行までワンストップで行えるところが魅力だと思います。

弊社の場合、顧客の年齢層は幅広く、成人口座が開ける18歳から、上は80代まで。「これから資産形成を考えたいので、月々1万円からNISA(少額投資非課税制度)を始める」という若い方から富裕層まで、資産規模も様々です。実はIFAの業界自体は、ある程度まとまった資産がある富裕層向けのサービスを展開する会社が多いのです。ただ、弊社は、社名が示している通り、金融が広くスタンダードに社会に根付いてほしいという思いもあって、これから資産を作っていくという比較的若い層にも対応していきたいというところから、本当に色々なお客さまにアドバイスさせていただいています。

私は今150人くらいのお客さまを担当していますが、アドバイザーはだいたい毎日3、4人のお客さまと会っています。セミナーへのご参加などをきっかけに、実際に商品を購入する段階までに4、5回は面談します。対面であれWeb(での画面越し)であれ、実際に顔を合わせてお話しするのが、お互いのコミュニケーションエラーも起きなくて一番いいと思っています。

ファイナンシャルスタンダード:濵浦氏

Q.Qr1は日々の業務においてどのように使っていますか。

QUICKのサービスは前職のときから使っているので、社会人になってからずっと慣れ親しんでいる感じです。特に証券会社時代は、朝から晩までずっと見ているぐらい利用していました。現在は、個別銘柄の株の動きというよりも、全体の大きな流れ、全体指標を見ることの方が圧倒的に多いです。例えば日経平均株価やS&P500から、金、為替、債券の動きなど、代表的な指数チャートを見るのが一つの使い道です。

もう一つは、お客さまへの提案書を作成する際に活用しています。例えば弊社の場合、株だけでなくバランス良くポートフォリオを組んでご提案をします。その際に、外国株式や外国債券の代表的なインデックスファンドを使って、各アセットクラスのおおよそのリスクリターン値を把握したり、配分比率を工夫してチャートの安定を目指したり、お客さまへよりわかりやすくご説明するための情報として使っています。

お客さまにご来社いただいた際、Qr1の画面自体をお見せすることもよくあります。一般のお客さまがリアルタイムで動くQUICKのサービス画面を見ることはまずないでしょうから、生の情報を幅広く使って様々な提案をしているということをお客さま自身、肌で感じていただいているのではないかと思います。チャートなどを基にご説明することで提案に説得力が出ると感じています。

お客さまとの面談で、「日本株はどう?」「金は持っていた方がいいの?」といったご質問を受ける機会が結構あります。私自身がまず情報を把握しておかなくてはならないというのももちろんありますし、パッとグラフやチャートでお見せできれば、一番説得力のある受け答えになるのではないかと思っています。

ニュースが画面上にリアルタイムで出てくる点も、とてもありがたい機能ですね。やはり日々の業務に携わっていると、例えば、いま金融政策決定会合が開かれているとして、その裏側で何が起こっているかというのをリアルタイムで把握するのはなかなか難しいからです。業務時間内は、提案書を作ってお客さまと面談するのがメインですから、情報収集する時間は限られてしまう。そのなかで、Qr1の画面を見ているだけで、色々なニュースがどんどん流れてくるのは本当にありがたいです。気になるワードを見つけてそこをクリックすると関連記事がすぐに出てくるのもとても助かりますね。ある程度使い方に慣れてくると、あまり考えずに感覚的に情報を取りにいけるので、非常に便利だと思います。

Q.今後のIFAとしての展望をお聞かせください。

投資に対する意識は社会の中に広く浸透してきていると思います。しかし、相談先となるとどうしても銀行や証券会社になりがちで、第三者として中立的にアドバイスを受けるという選択肢がまだまだ整っていないと思います。今はネット証券など手数料が安いところがメインになってきていますが、弊社のお客さまも、「手数料が安いのはいいけど、誰にも相談できないのもちょっと怖いな」という気持ちで来られる方が多いのです。そこは多分、お客さま側のジレンマでもあると思います。

最近はNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)について、お客さまからの問い合わせが増えてきました。数年前と違って確実に世の中の動きが変わってきています。制度の拡充は国から国民に対して投資を促すメッセージだと思っています。今後は官民が一体となって取り組んでいけば、弊社のように中立的で金融機関の方針に縛られないアドバイザーが相談を受ける機会が増えていくのではないでしょうか。お客さまがそうしたサービスを活用しやすくなれば、IFAの存在感もどんどん増していくことにもなると思うので、そこは弊社も頑張って働きかけができるようになりたいと思っています。

 

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Qr1(QUICK LevelX r1)

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