導入事例社員食堂のサイネージでニュースコンテンツを配信
社員間コミュニケーションの新たなツールに

トプコン広報IR室広報課

瀬山咲希氏
課長 中村孝明氏
野村佳南氏

※写真左から
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IS-WebFN(ビジュアル版)

株式会社トプコンは“「医・食・住」に関する社会的課題を解決し、豊かな社会づくりに貢献します”を経営理念に掲げ、現在は「医(ヘルスケア)」「食(農業)」「住(建設)」それぞれの分野における社会的課題を、最新のDXソリューションで解決する取り組みをグローバルに展開しています。このほど、本社内の社員食堂のリニューアルに合わせて、デジタルサイネージシステム向けコンテンツサービス「IS-WebFN(ビジュアル版)」(以下IS-WebFN)を導入しました。ニュースや天気予報など社員への有益な情報提供にとどまらず、社内広報やコミュニケーションの活性化という相乗効果も生まれています。導入の経緯や社内の反応、今後の展開について、広報IR室広報課の課長中村孝明氏、瀬山咲希氏のお二人に話を聞きました。

導入の効果とポイント

  • 食堂での昼食をよりリラックスした時間に
  • サイネージが社内広報を活性化
  • グローバル社員のインナーコミュニケーションも期待

Q.社員食堂のサイネージシステムにIS-WebFNを導入した経緯を教えてください。

中村氏

本社の社員食堂「ファミリーホール」にある12台のサイネージで、IS-WebFNのサービスを利用しています。現在は日経ニュースと共同通信の写真ニュース、天気予報をコンテンツとして流しています。元々はテレビ番組を流していたのですが、より有益な情報を流せるようにしたいと思い、どんなサービスを提供すべきかを検討した結果、2021年12月にIS-WebFNを導入しました。

瀬山氏

新型コロナウイルスの感染拡大を機に、食堂をリニューアルしたのもひとつのきっかけでした。席数を減らした上でテーブル配置を非対面型にし、昼食時間も4交代制に変更しました。そうすると、昼食を1人で前を向いて黙々と食べることになってしまう。仕事から離れて食事を楽しむ場所なので、少しでも明るくリラックスできる環境を作りたいというのが、広報の願いでした。

サイネージ向けサービスをいくつか調べた結果、IS-WebFNのコンテンツの豊富さが決め手になりました。ワンストップで情報が入ること、情報への信頼性なども長くお付き合いする上で欠かせない点でした。導入後もサポートがしっかりしていて、わからないことがあればすぐにメールで聞くことができるので、安心感もあります。

Q.IS-WebFN導入に対する社内の反応はいかがですか。

中村氏

どんなコンテンツが見たいかというアンケートもコンテンツ選びの参考にしています。導入当初は日経ニュースだけだったのですが、ヒアリングで写真ニュースも見たいという意見があったことから追加しました。食事をしながらだとモニターを見上げる形になるので、写真の方が分かりやすいという面があるようです。コンテンツが豊富で、リクエストに合わせていろいろな情報の配信ができるのもIS-WebFNを選んだ大きなメリットだと実感しています。

瀬山氏

ニュースや天気予報の合間に、社内イベントなど広報が内製したコンテンツも流しています。社員に共有したい情報は社内広報の社内イントラサイトやメール配信でも流しているのですが、業務連絡に紛れてどうしても見逃されがちになってしまいます。そこで、サイネージ用に広告的なコンテンツを流し、「詳しくはイントラサイトへ」という動線作りをしています。実際にアクセス数も増えているので、社員間の情報共有の活性化という相乗効果も現れています。

最近では、広報以外の他部署にも声を掛けて、サイネージで流したい情報を募っています。「サイネージで流せば有益な情報が拡散できる」という認知が社員に広がってきて、実際に他部署からのリクエストも来るという良い循環が生まれてきています。

中村氏

駅ナカ広告に近い役割を発揮していますね。普段、サイネージでニュースを見る習慣がついているので、その合間に社内のいろんな情報が入ってくると、社内イントラサイトも見てみるかという動機付けになっているようです。昔なら廊下の掲示板に貼り出して「こんなのが出ているけど、見た?」といった会話が生まれたりしていましたが、メール配信などはどうしても一方通行的なコミュニケーションになりがちです。出した方は伝えたつもりでも、受け取った方は、実は見ていなかったということが起こる。そういった点を補うためにも、サイネージのようなツールが必要になっているのだと思います。

Q.サイネージを使った社内コミュニケーションの今後の展開についてお聞かせください。

中村氏

当社は、福島県と山形県にも食堂を持つグループ会社があります。やはり食堂は多くの社員が集まる場所ですので、本社と同じように有益な情報を提供していきたいという思いがあります。社員がモチベーション高く働き、企業が成長していくために、社員のインナーコミュニケーションは不可欠です。社員が共通の話題でつながりを持てるような施策は本社だけでなく、他の拠点でもやっていきたいなと思っています。

また、当社は「医・食・住」における社会的課題をグローバルに解決することを目指し、「尖ったDXで、世界を丸く。」をキャッチフレーズに、最新のDXソリューションで社会的課題を解決する取り組みを行っています。実は売り上げの8割が海外で、グループ会社含め従業員の7割が外国人という会社でもあります。我々広報部門は対外的なコーポレートブランディングに加え、グローバルな社員が同じ理念を持って同じ方向に向かってワンチームで進んでいくためのインナーコミュニケーションを形成していくことも重要な役割だと思っています。その点で、サイネージを通じて情報を共有化できるIS-WebFNのようなサービスは大変有効だと思います。

瀬山氏

社内広報では、イベントだけでなく、社員に必ず見てもらいたい重要な情報を流していますが、それは本社に限ったことではなく、他のグループ拠点にも共通するものでもあります。本社にとどまらず、サイネージを通じて、他拠点にも同様のサービスを展開していくことで、大事な情報を皆さんが見逃さないという環境づくりができるといいなと思います。

IS-WebFNを導入するまでは、社員に見てもらえるのか、継続してコンテンツを更新できるのかという不安がありましたが、始めてみたらリクエストだらけ。こんな情報が欲しい、こんなニュースが見たいという要望がたくさんあるので、カスタマイズ化にも対応できるようなサービスが充実するとうれしいですね。

 

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IS-WebFN(ビジュアル版)

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