ESG研究所【調査資料】人的資本の株価指数~医薬品5社追加、スコア上位は商社~

【調査資料】人的資本の株価指数~医薬品5社追加、スコア上位は商社~

人的資本に関する評価が高い100社で構成される株価指数「JPX日経インデックス人的資本100(JPX日経HC100)」の構成銘柄の定期入れ替えが2026年8月末に実施された。JPX日経HC100はドイツのESG評価会社であるESGブックが算出する「人的資本スコア」に女性管理職比率などの加点要素を考慮して選定される。今年の銘柄入れ替えの特徴と、継続して採用されている銘柄について調べた。

 

エグゼクティブサマリー

  • JPX日経HC100の今年の定期入れ替えではアステラス製薬(4503)や塩野義製薬(4507)、参天製薬(4536)など医薬品5社の追加が目を引いた。女性活躍推進などに関する取り組みが評価されて人的資本スコアが上昇したうえ、世界の同業他社の変化が比較的緩やかだったため、相対的に日本企業の評価が高くなった面もあるようだ。
  • 人的資本スコアが高くても母集団の「JPX日経インデックス400(JPX日経400)」から除外されれば、JPX日経HC100からも外される。今年はスコアが70台と高いアサヒグループホールディングス(2502)やヤマハ(7951)、KDDI(9433)が除外された。
  • 定期入れ替え後のJPX日経HC100の構成銘柄で人的資本スコアのトップ3は三菱商事(8058)、丸紅(8002)、伊藤忠商事(8001)だった。総合商社は国際規範に沿った対応が充実しており、重要課題である「労働慣行」の評価が高いことが寄与した。

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