金融知識を広く知ってもらう
ために、
毎日頭をひねっています。
イノベーションセクション
A.Y
インタビュー
金融知識を広く知ってもらう
ために、
毎日頭をひねっています。
一度退職し、復職に至った理由
入社時は、情報セクションのうち取引所データ以外を担当する部署に配属されました。その後、日本経済新聞社と日経QUICKニュース社に出向し、記者をしていましたが、当時「このままでは金融のデータは売れなくなる」という危機感を持っていました。そこで「金融とエンタメの融合」について考えてみたいと思い、有名ゲーム会社へ転職し、新規事業の立ち上げに参加しました。退職後1年経った時に、イノベーションセクションから声をかけていただき、復職に至りました。私が不在にした1年間で会社の体制が大きく変わり、より新しいことにチャレンジしやすい環境が整ったと感じています。元々、QUICKでやりたかったことは沢山あったので、現在は楽しく働いています。
中世ジェノバをきっかけに、金利のデータベースに興味をもった
大学では、文学部で中世史を専攻していました。突然ですが「日本がジェノバの金利を下回った」という言葉を聞いたことはありますか?日本のバブル崩壊に至るまでの間、史上最低の長期金利を記録していたのは17世紀のイタリア・ジェノバでした。当時ジェノバの先端産業はワインでしたが、「山の頂上までブドウ畑」と言われるほど設備投資が一巡しており、お金が余っていた状況でした。現在の日本は、バブル崩壊後に17世紀のジェノバの金利を下回り、市場最低金利を更新しています。なぜ、このような昔の金利情報がわかるのかというと、イタリアの商人がつけていた簿記が保存されていたからです。このエピソードから、私は金利の「データベース」に興味を持ちました。長年データを蓄積することの偉大さと、そこから分析できることに面白さを感じたのです。そういったところに、偶然銀行のQUICKの表示系サービスを見る機会があり、情報ベンダーとしてのQUICKの事業に興味を持って、入社へ至りました。
QUICK Money Worldの企画・
運営に取りくむ
現在の仕事は、イノベーションセクションにて、個人投資家向けの情報発信サービスの開発に取り組んでいます。これまで、弊社はBtoBの事業に特化していたので、BtoCの事業は新しい取り組みです。
私は「金融知識」を、もっと広く知ってもらいたいと思っています。たとえば「自動車メーカー」の話をする時に、一般的には身近な完成車メーカーを思い浮かべるでしょう。一方日本には、アイシン精機やデンソーといった自動車の部品メーカーが、素晴らしい技術をもっており、完成車メーカーよりも大きな売り上げを計上する企業もあります。そういった事実を知らずに生きていることは、もったいないことだと思うのです。金融知識を身に着けることは、物事に対する見方を1つ増やすことにも繋がります。たとえば、私が就職活動をしていた当時、シャープは就職先として皆の憧れの的でした。一方、当時のシャープの財務情報をみれば、かなり攻めの経営をしていることは明らかでした。自分が長く働く企業を選ぶ際にも、金融経済の知識は一つの知恵となります。
一方で、「金融」というテーマが、一般的にとっつき難いというのも事実です。いかにして金融経済に興味を持ってもらえるかという、難解なテーマに挑戦することに、日々やりがいを感じています。
学生の皆さんへ
まず皆さんにおすすめしたいのは、業界で一番の会社を目指してほしいということです。私は記者時代に、色々な経営者の方や業界の著名なファンドマネージャーを取材したことがありますが、業界の1位と2位では、特に経営者の意識において大きな違いがありました。また、大企業とベンチャー企業を比べた時には、大企業は研修も充実し、沢山勉強させてもらえるチャンスが多いのも事実です。
私がQUICKに入社してよかった点は、大きく2つです。1つ目は、初期配属先の情報セクションにおいて、情報を提供することの「源流」を見ることが出来ました。ここで勉強のきっかけを得られたことが、今の自分に繋がっていると強く思います。2つ目は、新しいことにチャレンジできる環境があることです。新しいことに挑戦するための条件は、上司を説得できることと、時流に合っていることです。何かやりたいことがある人には、タイミングさえ合えば、チャンスが沢山ある会社だと思います。(2016年3月時点の情報です。)