社員インタビュー金融機関向けサービス開発(ネットチャネル)

社員インタビュー
金融機関ネットチャネル向けサービス開発

金融機関向けサービス開発(ネットチャネル)

スケジュール管理からチームの取りまとめまで管理業務の責任とやりがい

スケジュール管理からチームの取りまとめまで管理業務の責任とやりがい

Topics

  • 金融とシステム開発の両方に携われる会社
  • 要件定義から設計、プロジェクト管理まで一括で担当
  • サービスリリースを迎えるまでの苦労が喜びに

Q.QUICKへの入社を希望した理由を教えてください。

大学では経済学部で統計の分野を専攻しており、プログラムを使ってデータを扱うことにはなじみがありました。就職活動では、当初は金融機関を目指していたのですが、活動を続ける中で金融・経済情報サービス会社の存在を知りました。専攻を生かしたいという思いもありましたし、もともと金融とシステムの両方に興味がありましたので、その両方に携われる仕事は面白いと興味を持つようになりました。さらにQUICKは複数の金融機関に対し幅広く情報を提供している点が強みだと考え、そこで経験を積むことが自身の成長にもつながると思い、入社を決めました。ただ思い返してみると、面接を担当してくださった社員の優しい人柄や、真剣に向き合ってくれる姿勢に惹かれたのが一番の理由かもしれません。

金融機関ネットチャネル向けサービス開発 インタビュー風景

Q.現在担当している業務について話してください。

金融ソリューション事業本部のネット開発グループに所属し、金融機関に提供するウェブページやウェブAPIの開発業務に携わっています。わかりやすく言うと、証券会社の口座を契約している個人の方々が見る証券会社ホームページの制作を担当しています。ウェブページの要件定義、設計、開発、テスト、運用・保守といった一連の開発作業を管理する業務になります。

ウェブ制作に関しては、入社するまでは全く未経験でした。入社後の新入社員研修で、半年ほど一から学びました。始めはQUICKのデータの仕様も分からず、慣れるまでは苦労しました。QUICKは、上流工程で扱う要件定義から設計、全体のプロジェクト管理まで携わることができるのが特徴だと思います。情報サービス会社の場合、プログラム開発が専門というところも多いようですが、プロジェクト管理まで任せられているのは、QUICKが金融業界に広く受け入れられているからだと感じています。

入社後初めてプロジェクトの取りまとめを任されたときは、チーム間のスケジュール調整をするために、いろんな人の席を回って、顔を覚えてもらう活動から始めました。20人くらいが関わるプロジェクトだったのですが、先輩・上司からたくさんフォローしていただきながら、少しずつ業務への理解を深め、苦しみながらも作業を完遂できたときの喜びは、その後のキャリアにとっても大きな財産になっています。リリースまで完了したときにほっとしたのを今でも覚えています。人を動かす立場にいると、締め切りのある仕事なのでうまくスケジュールを組めなくて辛い思いをすることも多いです。ただ、苦労した分だけ一つのプロジェクトのリリースを迎えたときの喜びは大きいので、そこがこの仕事の面白さであり、やりがいにつながっていると感じています。

システム開発の部門でも、最初の入り口がエンジニア的な仕事の場合もありますし、私のように最初からプロジェクト管理を任されるケースもありますが、まずはものづくりが好きだったり、その分野の経験があったりするとスムーズに自分を生かすことができる仕事だと思います。

Q.今後やってみたい仕事について聞かせてください。

金融ソリューション事業本部の中には、ウェブサーバーやデータベースを整備するシステムインフラグループという部署がありますが、こことネットワーク開発グループとの間に立って連携しながら全体を取りまとめるようなポジションに興味があります。人の動かし方というのは実際にやってみないと分からない部分がたくさんありますので、比較的早い段階からプロジェクトの取りまとめを任されたのは、経験として大きかったです。

特にコロナ禍の時期は、自分の担当業務以外のことが見えにくい状態でした。プロジェクト管理には多くの人が関わっていますので、話がしたいタイミングでコミュニケーションが取れない状況は、仕事を進めるうえでもなかなか厳しい状況でした。ただ、最近はチームや部門を越えたコミュニケーションが増えてきています。当時のことを振り返って、同じ悩みを抱えていたり、もどかしい思いを持っていたりした人たちと、ここをもっと改善したいといった思いをやっと共有することができるようになりました。そうした個々人の思いをまとめて、サービス作りに反映できるような役割を果たすことができればいいなと考えています。