社員インタビュー金融機関向けサービス開発(フロントエンド)

社員インタビュー
金融機関向けサービス開発

金融機関向けサービス開発(フロントエンド)

入社後すぐAWS移行作業を経験全工程を見通せるエンジニアを目指す

入社後すぐAWS移行作業を経験全工程を見通せるエンジニアを目指す

Topics

  • 金融とITの両方の専門性を高める
  • AWS移行でトレンド技術を経験
  • 開発領域全体を見通せるエンジニアに

Q.QUICKに入社した理由を教えてください。

最初はIT系への就職を考えていたのですが、金融にも興味があり、両方の専門性を高めることができる企業を探していたところ、QUICKを知り興味を持ちました。大学の学部時代はプログラミングなどの機械学習を専門にした研究室に所属していました。その後、大学院に進んで株価などの金融情報も扱うようになり、金融とIT両方の専門性を高めたいと考えるようになって、最終的にはQUICK一本に絞って就職活動をしました。

QUICKは研修が充実していて、入社後1カ月間はまず新入社員全員での研修。その後、IT系部門へ配属される社員は3カ月ほど専門の研修がありました。3〜4人でチームを組んで外部研修を受講するのですが、チーム毎に1つのアプリを完成させたりしました。中にはIT系の経験が全くない人もいますが、興味がある人なら、その研修を通して経験することができますので心配ないと思います。

もちろん金融・経済情報を扱うサービスを提供している以上、ITの知識だけでなく、金融・経済に関する知識も必要です。その知識がないと、お客さまがサービスを利用する上でどういった機能を望んでいるかを理解できません。金融とITの両方に携わることができるのがQUICKの利点だと思います。

金融機関向けサービス開発 インタビュー風景

Q.現在の業務内容について聞かせてください。

ウェブアプリ(債券Web、QUICKラボ、指数構成銘柄変更情報)のAWS(Amazon Web Services)移行を担当しています。入社後、9月末まで研修があり、10月の配属と同時にAWSへの移行作業に携わることになりました。移行作業のスタートと同時に配属になったので、開始段階から最終リリースまで携わることができたのは幸運だったと思います。

AWSやTerraform(HashiCorp社が提供している製品)、Dockerといった最近のトレンド技術を使って業務ができる点にやりがいを感じます。AWSに関する知識はもちろんですが、サーバーなどのシステムインフラの構築をコードで行うIaC(Infrastructure as Code)という技術があって、この辺りの新しいものを取り入れる必要があり、理解するまではかなり時間がかかりました。今も全てを理解できているかは分からないですが、逆に言うと、入社してすぐに、こういうトレンド技術に触れることができたのは良い経験になりました。

実際、AWSへの完全移行の前に、オンプレミス(自社内の施設にサーバーやネットワーク機器を配置し運用する、自社運用型)で動作していたアプリを、きちんとAWS上で構築することができた時はうれしかったです。ただ、必要なコンテナのゴールドイメージやIaCのソースコードは、他チームがテンプレートを作成してくれたので、私自身は一から作成する技術はまだ身に付いていません。まずは、今作成しているものについて理解を深め、一から作成できる知識を身に付けることが今後の課題です。

Q.今後どのような業務に携わっていきたいですか。

本来、私が担当している業務は、QUICK Workstationの中のウェブアプリというサービスに関して、お客様からの要望に合わせて機能改善やバグ修正を定期的に行うことです。配属されて1年経つのですが、ちょうどAWS移行の時期と重なったので、こうした本来の業務にあまり関わることができていません。まずはウェブアプリの開発を手がけたいと思っています。その後は、エンジニアとしての経験値を増やすために、インフラの作業にも携わってみたいです。AWS移行作業の中でネットワークの設定などは他部門が担当していたのですが、実際に自分もやってみたいと思いました。

今は、お客さまの目に触れるサービス部分を担当していますが、インフラにも興味があります。両方経験することで、まずは自分がどちら側の適性があるのか見つけることができると思いますし、工程全体を見ることができるようになると思います。両方を経験することで、プロジェクトの工程に関して一通り経験を積むことができます。そうすると、自分の経験に基づいて一つのサービスを自分で作れる技術が身に付くのではないかと思います。QUICKには、入社してからも勉強ができる環境が整っています。私は一切資格を持たない状態で入ったのですが、奨励金などで社員の資格取得を積極的に奨励していますので、入社してからいろいろ資格を取得しました。モチベーションアップの動機もあり、私にとっては入社してからの方が勉強しやすくなったと感じています。