Information【活動報告】桐蔭学園中等教育学校とのワークショップを行いました
2025年08月22日
株式会社QUICK
2025年8月4日、桐蔭学園中等教育学校とのワークショップを弊社にて開催しました。本ワークショップは、同校が推進するキャリア教育の一環である企業体験プログラムとして実施されたもので、金融を題材としながら、データサイエンスの学びを深めることを目的としました。
ワークショップ概要
テーマ: | 金融をテーマに、同世代の高校生に向けた1分間のPR動画を制作する |
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参加生徒: | 桐蔭学園中等教育学校 4年生 15名(3名×5チーム) |
開催日: | 2025年8月4日(月) |
「金融をテーマに、同世代の高校生に向けた1分間のPR動画を制作する」をテーマとし、株式や投資信託について学びながら、各グループで議論を重ね、生成AIを活用した弊社サービス「QUICK Smart Brain」を活用して、同世代の心に響くPR動画を作成・発表しました。
イントロダクション
ワークショップは、「未来の自分から貰った100万円の増やし方」という課題の提示から始まりました。その後、ブレインストーミングでは「なぜZ世代は投資をしないのか?」をテーマとし、高校生の視点から率直な意見交換を行いました。これにより、生徒たちは金融に対する自分たちのイメージを共有し、動画作成のターゲットとなる同世代の高校生への理解を深めました。
後半では100万円を増やすための具体的な方法として「株式」、「投資信託」の仕組みや特徴を学習しました。講師となった弊社社員とは、活発な質疑応答が行われました。
インプットセミナー
午後からは、動画作成のためにグループごとに話し合いを進めました。各グループには、横浜国立大学の学生TAが1名ずつ参加し、議論を盛り上げました。
議論の中心は、「どうすれば動画を視聴した同世代が、将来の資産形成に関心を持つか」「視聴後に具体的な行動の変化を促せるか」という点です。午前中の学習テーマに基づき、株式を扱う2グループ、投資信託を扱う3グループに分かれ、それぞれの金融商品の魅力を伝えるにはどうすれば良いかが議論されました。
議論中の様子


動画の作成段階では、各グループがQUICK Smart Brainを活用し、自分たちのアイデアを可視化していきました。インパクトのあるタイトル、図やグラフによる視覚的効果、高校生の共感を呼ぶ原稿など、様々な工夫が見られました。活発な議論を通じて、生徒たちが楽しみながら課題に取り組む様子が見られました。
ワークショップの最後に、完成した動画の成果発表会を実施しました。各グループは、制作した動画を上映するとともに、動画に込めた意図や、制作過程で工夫した点を論理的に発表しました。発表後には、大妻女子大学データサイエンス学部小野陽子教授より講評をいただきました。
成果発表


弊社は今後もこのような産学連携の取り組みを継続し、未来を担う世代への教育活動を通じて社会に貢献してまいります。
以上