InformationQUICKの社長、会長を務めた棚橋弘基氏が死去
2026年04月01日
株式会社QUICK
QUICKの社長、会長を務めた棚橋弘基(たなはし・ひろもと)氏が3月25日午後11時28分、死去した。88歳だった。告別式は近親者で行った。喪主は長男、慶太さん。お別れの会などの日取りは未定。連絡先は当社経営企画室秘書グループ。
1938年生まれ、東京都出身。1961年早稲田大学第二政治経済学部卒業、日本経済新聞社入社。69年日経マグロウヒル社(現日経BP社)出向、73年日本経済新聞社ニューヨーク特派員、83年東京本社編集局証券部長、87年東京本社編集局次長兼日経金融新聞編集長。
89年QUICK取締役、91年常務取締役、98年専務取締役、2000年代表取締役社長。04年代表取締役会長、07年特別顧問、12年参与。
日経在任中は日経グループ初の経済雑誌「日経ビジネス」創刊時の担当記者として、新たなメディアの立ち上げに奔走。その後、ニューヨーク特派員としてウォール街の最前線に立ち、金融・証券専門記者として取材に専念した。
QUICK在任中は、1998年4月に日経QUICK情報(04年日経メディアマーケティングと合併)の設立とともに社長を兼任。日本版ビッグバンに伴う市場環境の変化に対応し、金融先端情報の強化を主導した。QUICK社長在任中は、コスト削減を通じて財務体質を改善するとともに、インターネット取引への対応や情報のグローバル化を進めた。システム面では、従来のホストシステムから分散型の「新インフラ」へ移行し、金融再編などの急激な環境変化に即応できる体制を構築した。2000年10月にQUICK企業研究所(現資産運用研究所・現企業価値研究所)を設立し、個人投資家向け金融情報サービスである「QUICKリサーチネット」を開発。従来のプロ向けサービスにとどまらない新規マーケット開拓の口火を切った。01年9月にはQUICKマネーラインテレレートを設立し、海外情報の拡充のため積極的な取り組みを推し進めた。
以 上