Informationパブリック・クラウドとWeb APIによりマーケットデータを提供する
「QUICK Xignite APIs」のサービス開始
~標準化・カタログ化されたAPIで開発者のイノベーションを支援します~
2017年07月05日
株式会社QUICK
株式会社QUICK(本社:東京都中央区、代表取締役社長:近藤勝義)は7月5日より、米国FinTech企業Xigniteとの共同サービス「QUICK Xignite APIs」の提供を開始します。国内外の株式や投信、為替、金利など、投資や資産運用向けFinTechサービスに必須のマーケットデータを、パブリック・クラウド上のWeb APIから、利用者のスマートフォン・アプリやWebに直接配信するのが特徴です。開発者はマーケットデータの取得や配信、管理に煩わされることなくサービスの開発に専念でき、市場投入までの時間が大幅に短縮できます。APIは自動的にスケールするため、利用者の増加を意識する必要もありません。
証券・金融業界では、これまでもAPIによるデータ提供サービスは行われてきましたが、各社毎に異なる仕様を理解し自由にデータを取得するにはある程度の経験が必要でした。QUICK Xignite APIsは業界標準に基づくオープンなWeb APIとして、簡単にサンプルデータが取得できるカタログサイトをご用意することで、マーケットデータ利用に不慣れな開発者でも、欲しいデータを簡単にサービスに組み込んでいただけるようになります。
我々はこの「QUICK Xignite APIs」のご提供により、日本におけるFinTech APIのエコシステムの発展と日本発の革新的FinTechサービスの開発を応援します。
<新たにご提供できる価値>
(1)お客さまの本業への集中を支援
・マーケットデータ管理の手間をはぶき、自社サービスの開発に集中できます
・マーケットデータ関連の設備投資と維持保守費用を削減できます
(2)お客さまのサービス開発の加速
・標準化、カタログ化された開発者にご利用頂きやすいAPIです
・シームレスな規模拡張性により本番稼働が容易です
(3)FinTechスタートアップとFinserv(金融機関)の協業支援
・QUICK Xignite APIsをご利用のFinTechスタートアップを金融機関にご紹介するなど、FinTechの協業をさまざまな形でご支援します
<QUICK Xignite APIsのポイント>
【QUICKについて】
株式会社QUICKは1971年設立の日本を代表する総合情報サービス会社です。日本経済新聞社グループの金融情報サービス会社として、公正・中立な立場から信頼性の高い情報を配信しています。日本、アジアをはじめ世界のリアルタイム金融情報、ヒストリカル情報やニュースの提供に加え、分析業務や注文執行業務の支援機能、資産運用管理機能、および情報ネットワーク構築支援サービスなどを通じて、金融情報サービスにおける総合的なソリューションを提供しています。
【Xigniteについて】
Xignite(エクシグナイト、本社:米国カリフォルニア州、CEO:ステファン・デュボア氏)は欧米のFinTech企業、金融機関にマーケットデータを提供する米シリコンバレーの次世代型情報ベンダーです。クラウド化の流れに乗り、Webサービスやモバイル・アプリを開発・提供するFinTech企業や金融機関に対し、パブリック・クラウド上に構築したWeb APIから幅広いマーケット情報を提供しています。
Xigniteは端末サービス中心の従来型情報ベンダーとは異なり、標準化、統一化、カタログ化された直感的で開発者にやさしいAPIの提供に特化しています。欧米中心に顧客は1,100社、2016年の年間APIコール数は1.5兆件に達しています。米国ではFinTechエコシステムを支えるバックエンドのプラットフォーム企業として著名であり、FinTech企業と#FintechRevolution API Ecosystemというコンソーシアムを展開しています。
企業URLはhttp://www.xignite.com/
【サービスに関するお問い合わせ先】
QUICKイノベーション本部 FinTech事業部 細見、
TEL: 03-6733-9007
以 上