Information「JPX-QUICK ESG課題解説集 ~情報開示推進のために~ 」を公表

株式会社QUICK
株式会社日本取引所グループ

 

株式会社QUICK(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙見信三)と株式会社日本取引所グループ(本社:東京都中央区、取締役兼代表執行役グループCEO:清田瞭)は「JPX-QUICK ESG課題解説集 ~情報開示推進のために~ 」を共同で制作しましたので、お知らせします。

 

企業は、持続可能な社会の実現に向け気候変動や人権といった様々なESG(環境・社会・ガバナンス)課題の解決に取り組むことが求められています。また、その取り組み内容を株主や顧客をはじめ幅広いステークホルダーに情報開示することも重要となっています。

 

この解説集では環境・社会・ガバナンスの3分野における計31の課題それぞれについて、どのようなリスクや事業機会があるのか、企業価値に及ぼす影響、評価やマネジメントに用いる経営指標などを記載しています。日本企業が置かれている現状を踏まえて解説しているのが特徴です。ESG課題を正しく理解し、解決と情報開示に向けて取り組む企業の一助となることを願っています。

 

髙見信三・QUICK社長は「世界でESG投資が急速に拡大するなか、企業は環境や社会などに配慮した施策に取り組み、企業価値の向上につながるように情報を開示することが重要になってきました。QUICKは『あらゆる情報を価値に変え、経済と社会の持続的な発展に貢献します』を経営理念に掲げ、情報プロバイダーとして様々なソリューションを提供しています。2014年にはESG研究所を設立し、この分野の知見を高めてきました。JPXと共同で制作したこの課題解説集が、ESG課題の理解や情報開示に取り組む日本企業の道しるべとなり、国内外の投資家との間で実りある対話が推進されれば大変嬉しいです」と述べています。

 

清田瞭・日本取引所グループCEOは「ESG要素を含むサステナビリティについては、変化する環境の中にあっても、上場会社が各社における課題を適切に設定し、実践していくこと、また、その実施状況を開示していくことが求められています。そのような中、QUICKとともに、多岐にわたる枠組みを整理しつつ、日本企業の特性・投資者の視点を踏まえたESG課題の解説集を公表できたことを喜ばしく思っております。各社における課題解決に向けた具体的な取り組みの検討に役立てていただけることを期待しています」と述べています。

 

 

【ESG課題解説集の入手方法】

ESG課題解説集は以下のサイトからダウンロードできます。
<JPX サステナビリティサイト>
https://www.jpx.co.jp/corporate/sustainability/index.html

<QUICKコーポレートサイト>
https://corporate.quick.co.jp/solution/esg/

 

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
https://corporate.quick.co.jp/contact/