ESG研究所【調査資料】ゲオルグ・ケルUNGC創設者に聞く~サステナビリティの未来~

ゲオルグ・ケル氏

国連グローバルコンパクト(UNGC)をコフィー・アナン元国連事務総長らと共に創設し、初代事務局長を務めたゲオルグ・ケル氏が 2026 年3月 27 日、QUICK 本社でインタビューに応じた。現在は人工知能(AI)を活用した資産運用や ESG 評価を手掛けるアラベスク・グループ会長を務めている。現在のサステナビリティを取り巻く環境を「混沌(messy)」と捉えつつも、サステナビリティの潮流は「力強く戻ってくる」との見通しを示した。その推進力の1つが技術の進歩で、とりわけ「AI 革命が進行中」の AI の活用にあると強調した。新しい環境下で日本企業が取るべき戦略や、「AI ガバナンス」の重要性も語った。

 

発言のポイント

  • サステナビリティを取り巻く環境は混沌としており、世界は統合に向かうのではなく、地域や国家レベルで分断化しているが、サステナビリティは力強く戻ってくる。
  • その要因として、①異常気象などの自然の力、②不動産保険料や農作物価格、銀行融資金利の上乗せといった市場の価格シグナル、③AI などのテクノロジー、④社会的規範など意識の変化――という4点が挙げられる。
  • 企業のサステナビリティへの取り組みは、将来、不祥事が発生して生じるかもしれない損害に対する保険と考えるべきだ。不確実な時代だからこそ、「誠実と価値観(integrity and values)」にはプレミアムがつく。
  • AI は「副操縦士」と位置づけ、人間が管理すべきである。AI の監視を取締役会レベルに引き上げる必要がある。
  • 国連グローバルコンパクトに対して、もし新たな項目を追加するのなら、「AI とそのガバナンス」「ビジネスと平和」だと考える。

 

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