ESG研究所【調査資料】ESG債~発行のメリットや報告で問われる要素~
2025年11月28日

環境や社会の課題解決につながる取り組みを資金使途とする債券である「ESG債」。環境の「グリーン」、水資源管理の「ブルー」、脱炭素への移行の「トランジション」などに加え、9月には女性活躍施策の「オレンジ」が国内で初登場した。企業が設定した持続可能性目標の達成度に応じて金利などの条件が変わる「リンク・ボンド」もある。企業にとってESG債の発行にメリットがあるのか、また、レポーティング(報告)で問われる要素を調べた。
エグゼクティブサマリー
- 日本証券業協会の2024年度の公社債発行銘柄一覧から「銘柄の正式名称」にESGのラベル付きの社債だけを抜き出して延べ発行社数と発行総額をまとめたところ、トップはグリーンボンド、次いでサステナビリティ・リンク・ボンドだった。
- 地方公共団体が共同で発行する「共同発行市場公募地方債」のグリーンボンドは起債(発行条件決定)時の国債に対する上乗せ幅(国債スプレッド)が同じ条件の通常の債券より低い(価格は高い)「グリーニアム(グリーンとプレミアムの合成語)」が見られるが、ESG債にグリーニアムが常に生じるとは限らない。
- レポーティングで機関投資家から問われる要素として「具体的なKPI(重要業績評価指標)などの定量的指標の目標と実績」「環境や社会に与えるインパクトと企業財務との関連」「企業の成長性や価値創造の判断材料になるストーリー」が重要だとみられる。
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