社員インタビュー金融機関向けサービス開発(フロントエンド)

社員インタビュー
金融機関向けサービス開発(フロントエンド)

金融機関向けサービス開発(フロントエンド)

主力サービスQWSの開発を担当デザイン面からUI/UXの改善も

主力サービスQWSの開発を担当デザイン面からUI/UXの改善も

Topics

  • 通信・情報技術を金融・経済情報サービス会社で生かす
  • お客さまの要望を取り込み、日々サービス改善
  • AWSに対応できる実力を養う

Q.QUICKに入社したきっかけを教えてください。

大学では通信系技術と情報系技術の両方を学び、機械学習を専門とした研究室に所属していました。就職先としてはプログラミングなどIT系を考えており、金融系は当時視野に入れていませんでした。

金融に興味を持ち始めたきっかけは、研究室で日経平均先物とS&P500を機械学習で予測する研究テーマに取り組んだことです。その際にQUICKを知りました。金融について専門的に学ぶことはありませんでしたが、自分が学んできたIT系の技術がQUICKでも生かせると感じ、就職先の一つとして考えるようになりました。

最終的に入社を決めた理由は、指導教授から「日本を代表する金融・経済情報サービス会社であるQUICKなら問題ない」と背中を押されたことと、面接を担当してくださった方の人柄に惹かれたことが大きな要因です。

金融機関向けサービス開発(フロントエンド) インタビュー風景

Q.現在はどのような業務に携わっていますか。

入社以来、金融プロダクト事業本部の端末サービスグループに所属し、QUICK Workstation(以下QWS)のデスクトップアプリケーションの開発に携わっています。QWSはQUICKの主力サービスであり、取引所対応やお客さまの要望を取り入れ、常により良いサービスを提供することを目指しています。お客さまだけでなく社内からの要望も多く、それが対応可能か、また改善につながるかを見極めながら進めています。

2022年には、東証の市場区分見直しと大阪取引所(OSE)デリバティブの祝日取引開始の対応が発生しました。どちらも大きな対応で同じ時期に発生したため、印象に残っています。特にOSEデリバティブの祝日取引開始対応では、QWSとインフラシステムの仕様を深く理解する必要があり、先輩や上司から何度もフォローしていただきました。終了後には、自分の知識不足で迷惑をかけたことへの悔しさが残りました。

また、兼務として経営企画室のデザイングループにも所属しています。デザイングループでは、QUICKが提供するサービスに関わるデザイン全般を改善し、UIやUXを使いやすくする業務を担っています。私は主にQWSのデザインに関連した作業を担当し、調査やデザインラフの作成を行っています。QWSは長く続いているサービスであり、UIやUXに関して改善すべき点が多いと感じています。デザイングループと兼務することで、デザインに関する改善提案を出せるというメリットもあり、端末サービスグループとデザイングループの両方からアプローチしてQWSをより良いサービスにしていきたいと考えています。

Q.今後取り組んでいきたい業務や仕事上の課題などについて聞かせてください。

AWSに関する知識は今後必須になると考えています。QUICKではクラウドネイティブ化の一環として、各システムをAWSに移行しています。私も最近、QWS開発チーム内で使用するファイルサーバをAWSに移行する作業を任されました。ただし、これはサービスに直接関わる内容ではなく、比較的簡単な作業でした。そのため、まだ知識も実力も不足していると感じています。今後、AWSを利用した本格的な作業に積極的に関わり、力を付けていきたいと考えています。

また、デザイン制作の仕事にも興味があります。入社当初はQWSの仕様を覚えるのに精一杯でしたが、現在はデザイングループ兼務というポジションを生かして、QWSをUI/UXなどデザイン面から使いやすくしていきたいと考えています。学生時代から絵やイラストに興味があったので、デザインツールの使い方を学び、QWSで利用するアイコンやWebページのレイアウト作成までできるようになりたいと思っています。

QUICKの魅力は、金融と情報技術の両方に携われる点です。QWSのお客さまである金融や証券関係の知識を習得できる環境も活かしていきたいと思います。