ESG研究所CDPウォーターセキュリティ2018日本報告会にESG研究所 主幹 広瀬が登壇
2019年02月28日
2019年2月27日に東京千代田区のイイノホールで、環境省とCDPが共催する「CDPウォーターセキュリティ2018日本報告会 with Water Project」が開催された。
東京大学 沖大幹氏による基調講演に続き、環境省Water Projectに関する講演、CDPウォーターセキュリティ2018日本報告が行われた。CDPの講演には、QUICK ESG研究所 主幹 広瀬が、「グローバルな水課題と投資家の視点」をテーマに水課題の多面性や投資家が企業に求める具体的なアクションについて講演した。
報告会の最後には、森澤 充世氏(CDP ジャパンディレクター)をモデレータとし、CDP2018ウォータープログラムのAリスト企業から、花王株式会社、株式会社LIXILグループ、キリン株式会社を交えたパネルディスカッションが行われた。各社は水リスクの地域性やサプライチェーンを通じたリスク管理、シナリオ分析対応について先駆的な取組みを紹介した。広瀬は、「企業がシナリオ分析において水リスクを検討する際に重要なことは何か?」という質問に対し、「BCPのリスク管理にESG要素を組み入れることに加え、ハザードマップを活用することが重要である」と回答した。
また、報告会前日の26日にはメディアブリーフィングの場も設けられた。ここでは、記者からの水課題に対する投資家によるエンゲージメント事例に関する質問に対し、広瀬は、QUICK ESG研究所がインタビューを実施した、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社による水課題への取組み内容を紹介した。なお、インタビュー内容の詳細およびQUICK ESG研究所が「水課題の多面性と機関投資家の動き」についてまとめたレポートが掲載された「CDPウォーターセキュリティ レポート2018:日本版」。
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