導入事例

北星学園大学様の Astra Manager 活用術

研究論文の作成や授業に活躍 東証1部上場企業のデータをまとめて取得

秋森弘教授

北星学園大学 秋森弘教授
北星学園大学は、1887年に米国の女性宣教師サラ・C・スミスが北海道札幌市に創設した学校法人北星学園によって1962年に男女共学の4年制大学として開設された。現在は文学部、経済学部、社会福祉学部の3学部と短期大学部、そして大学院を有する総合大学だ。経済学部の秋森弘教授は、証券会社の調査部門に勤務していた頃にさまざまな金融・経済データを駆使できた経験があるだけに、大学に移った当初はデータの入手に苦心したという。今ではQUICKの「QUICK Workstation Astra Managerパッケージ」(以下、Astra Manager)の金融・経済関連データや機能を研究論文の作成や授業などで利用している。
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QUICK Workstation Astra Managerパッケージ

膨大なデータも高速ダウンロード

昨年、日銀の量的・質的金融緩和(異次元緩和)の効果を財務関連データから検証した。例えば、異次元緩和による円安・ドル高局面で、海外売上高比率が高い企業の円建てによる売上高が「かさ上げ」され、株価の上昇につながっているのではないかーー。東証1部に上場しているすべての企業の、EPS(1株当たり利益)やPER(株価収益率)など株価に関するさまざまなデータを取得し、業種ごとに分析した。Astra Managerは1社ごとではなく、すべてのデータを全社まとめて、高速でダウンロードすることができるなど、操作性の良さに助けられた。

秋森弘教授

問い合わせにも速やかに対応

研究分野である金融・ファイナンスでは、実際のマーケットの「いま」の動きを把握することが重要にもかかわらず、自分のような金融機関出身の教員にとって、データ取得は上手くいかずにストレスが溜まることが多い。Astra Managerには分析などの多様な機能があるが、まだまだ十分には使いこなせていない。しかし、操作やデータでわからないことがあっても、メールや電話でQUICKに問い合わせれば、速やかに対応してもらえる。学内では同じ研究領域の教員が少なく、複数台を導入することは難しいが、Astra Managerは1台で契約したときの価格がリーズナブルなことも魅力的だ。

最新情報に自動で更新

授業では国際金融論や金融論、証券論、金融システム論、企業金融論を担当している。データをもとにグラフなどを描画した説明は学生にも喜ばれている。無料のインターネットでは、いろいろなサイトから必要なデータを探さなければならないうえ、取得できないデータも多い。授業で使用するデータはほぼ決まっている。Astra Managerでは設定さえしておけばExcelファイルを開くだけで自動的に最新の情報に更新されるため、とても重宝している。

豊富なユニバースで、業種・指数採用銘柄・市場をはじめ全上場銘柄を一括で高速ダウンロード。また、任意のユニバースを作成することもできます。
北星学園大学
3研究科(大学院)と3学部8学科及び短期大学部2学科があり、約4,300名の学生が学ぶ北星学園大学は、1962年の開学以来、キリスト教による人格教育を基礎とし、「人間性・社会性・国際性を兼ね備えた人間の育成」を教育目標として学生の人間性を培ってきた。地域社会と共に歩み、国際社会に寄与する人間を育成することを目指している。北海道内私大の先駆として1965年に始まった交換留学は、現在、海外16大学と提携を結んでいる。「キャリアデザインプログラム」を始めとした独自の就職支援の取り組みにより毎年高い就職率を維持している。2015年に新校舎が完成したほか、ラーニング・コモンズやカフェを始めとした学生のための施設としてセンター棟が改修されるなど、「安心・安全なキャンパス」をテーマに、キャンパスがリニューアルされた。
大学名
北星学園大学
学長
田村 信一
開校
1962年
株式コード
4973
学生数
4,333名
就職率
96.6%
所在地
北海道札幌市厚別区大谷地西2-3-1
就職率と学生数は2016年5月現在
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