「QFWを選んだ最大のポイントはサポート体制です。先進ICT企業を標榜する当社でも、社員全員のプログラミングスキルが高いわけではありません。QFWに欲しいデータがあることはわかっていましたが、それをいかに早く、少ない工数で情報を整理できるか。それが、当社が求めるサポート体制です」。
QFWはFactSet社との間で立ち上げたQUICK FactSet Joint Sales Team(JST)が営業担当と連携してサポート、コンサルティング業務を支援する。
シーイーシーの企画部IR担当でQFWの導入にあたってリーダーシップを取った稲垣氏は、QFWの導入を決めた背景について、JSTによるサポート・コンサルティング体制を高く評価したことが大きな理由だと説明する。
同社がQFWを導入したのは2020年3月。QFWを含む6社のIRツールを候補に選定した。トライアルを重ね、約1年間をかけて検討した結果、QFWに決定した。
「QFWは当社の要望を上回る高機能なIRツールということが、よくわかりました。我々が使いこなすことができれば、IR活動の強化・効率化に大きく役立ちそうだ、と。そのためには、基本的な操作方法から分析帳票の作成などまで随時、細かいサポートをしてもらえることが重要でした」と稲垣氏は振り返る。
実際のところ、トライアル中から導入後の現在まで、JSTのサポート体制には非常に満足しているという。「わからないことや要望するデータの分析方法、帳票の作成など導入後も継続した手厚いサポートによって、やりたかった情報の整理や見える化がどんどん実現できていますね」(稲垣氏)。期待通りのクオリティだったようだ。