TORFライセンス契約の概要とケーススタディ 事例紹介 | TORF(東京ターム物リスク・フリー・レート)

TORFは、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の後継指標の一つです。
金融機関の信用リスクをほぼ含まない「無担保コール翌日物金利」を原資産とするデリバティブ取引のデータから算出します。
TORFは金融商品取引法が定める「特定金融指標」、株式会社QUICKベンチマークスは「特定金融指標算出者」に指定されています。

事例紹介

事業会社(金融機関以外)で
親子融資の金利としてTORF
を利用した場合
親会社

子会社に5年で50億円を融資していた。
<条件>年2回・円LIBOR6カ月金利+0.5%を採用
4月に期日が到来するため、再度、同額の借り入れを申し込まれた。
円LIBORがなくなり困った――。

子会社

再度、4月に親会社から(親会社と同条件の年2回・円LIBOR6カ月金利+0.5%)で同金額を借り入れして償還したい。

親会社

貸し出す際の参照金利を、円LIBORと同様の「前決め金利」で検討したい。
シンセティック円LIBORの6カ月もので同様に貸し付けたいが、2022年12月末で終了するため利用できない。
代わりに、QUICKのTORFは「前決め金利」で、運用も今までと変わらないのでTORFを採用。
年2回・TORF6カ月物金利+X%で50億円を再度貸し出す。

子会社

親会社から再度50億円の融資の承認がとれた。
金利は年2回・TORF6カ月+X%で前決め、金利返済の際も従来通り、事前に6カ月後の金利が確定しており事務面でもとても運用・管理しやすい。

上記のようなケースのほか、グループ会社間での融資でTORF金利をご利用いただく場合は、ライセンス契約が発生します。

前述の事例における
ご利用料金

親会社にかかります

①ライセンス利用料 25,000円/月

事業会社のお客さまの場合(金融機関ほかノンバンク
・不動産業務のお客さまはお問い合わせください)

②情報利用料(サービス料金) TORFをQUICK端末で確認する場合は別途、
QUICKの端末利用料が必要となります。
③情報利用料(即時更新) TORFの即時更新をご希望の場合は1IDあたり
1,000円/月

例:QUICKで新規に端末を1台+TORFの即時更新をご契約いただく場合

①ライセンス利用料 25,000円/月

事業会社のお客さまの場合(金融機関ほかノンバンク
・不動産業務のお客さまはお問い合わせください)

②情報利用料(サービス料金) 44,000円/月 ご契約例:Qr1(※1)
③情報利用料(即時更新) 1,000円/月(※2)
合計 70,000円/月

(※1)サービス内容により異なります。
(※2)即時更新を使わない場合は、24時間ディレイとなります。

他の情報端末をご利用の場合
①ライセンス利用料 :QUICKにご相談ください。 ②・③情報利用料:ご利用の情報端末会社にお問い合わせください。

TORFライセンス契約について詳しくご説明いたします。

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