Vol.1
資本市場改革の加速:
ついに始まる本格的な企業選別・淘汰の嵐
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Vol.2
サステナビリティ情報の開示義務化:企業が猶予措置を喜ぶべきではない理由
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Vol.3
統合報告書を巡る企業と投資家との間のギャップ
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コーポレートガバナンス・コード(CGコード)が2015年に導入されてから早くも8年目となる今年、コーポレートガバナンスを巡る動向に本質的な変化が見られます。
今年は、会社法やCGコード自体の改正等は予定されていない一方、資本市場改革や強制的開示情報の増加、あるいは役員選抜も含めた人的資本への取り組み強化など、コーポレートガバナンスに直結する分野において大きな動きが立て続けに起こりつつあります。これらが外堀を埋めるような形で、コーポレートガバナンスの実効性向上を強く促すようになってきています。中長期的な企業の将来を考えるうえでも、この一年の取組は今後の分水嶺ともなることでしょう。しかし、企業に対する要請の多さと分野の広さから、企業においては具体的な対応や情報の整理などに悩む声も多く聞こえてきます。
こうした状況の打破に少しでも資するべく、今回のコラムでは、コーポレートガバナンスについて、企業が今こそ取り組むべき重要事項を3回に分けて考えていきます。
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