QUICK E-Power Polarisの価格予測がリニューアル

2022年10月28日

株式会社QUICK

株式会社QUICKは、電力情報サービス「QUICK E-Power Polaris」の価格予測オプションをリニューアルしました。回帰分析の手法を改め、よりボラティリティの高いスポット市場にマッチしたモデルに変更しました。

今回のリニューアルでは、新たな分位点回帰の分析手法によって、価格高騰や低下時にも対応した予測値が算出できるようになりました。

新たなモデルが算出する分位点は5％・50％（中央値） 95% 点。それぞれの３点を使い分けることで、需要期の価格高騰、太陽光発電増加に伴う価格低下等にも対応できます。

太陽光発電の影響が大きい九州エリアの短期予測モデルに、新たな変数として「雲量」を追加しました。複数地点の「雲量」の平均値を変数として追加することで、太陽光発電による供給量を考慮した予測になりました。今後、他エリアでの実装も検討しております。

●「 QUICK E-Power Polaris 電力価格予測サービス」の詳しい資料はこちらからダウンロードしてご 覧ください。

参考情報

●「QUICK E-Power Polaris」について

日本の電力市場を分析するための情報サービスです。電力スポット市場や全国の発電所、天候、燃料相場など電力にかかわる様々な情報をデータベース化しており、一覧で確認できるほか、データのダウンロードにより個別の分析も可能です。QUICK が金融市場で培ったノウハウを活かすことで新電力事業者をはじめ、電力トレーダーの方にも利用しやすい情報ツールになっています。