自然言語処理の技術とQUICKの
金融データを
組み合わせ、
BOTサービスをリリースしました
営業セクション
S.B
インタビュー
自然言語処理の技術とQUICKの
金融データを
組み合わせ、
BOTサービスをリリースしました
QUICKならではの、人工知能
サービス
担当顧客のネットチャネル向けのサービスとして、AIを搭載して株式市場に対して回答をするBOTサービスを提案しました。当初の目的としては、コールセンターなどで対応している業務負荷の軽減策のひとつとして、問合せ対応の効率化などが図れるのではないかとの仮説を立てていましたが、従来の金融サービスにはない、表現の面白さもあり、顧客の「若年層等の新規顧客獲得」するという施策等にも合致していました。顧客からは、AI搭載の証券特化型BOTは業界でも初めての試みでもあり、他社に先駆けて導入をしたいとの声をいただき、受注後3ヵ月の短納期で開発を完了させ、2017年末にリリースすることができました。新聞にも取り上げられ、大きな話題となりました。
本サービスは、質問者の意図を理解する自然言語処理の技術と、弊社の金融情報を組み合わせたことにより実現したサービスです。たとえば、日本の株式マーケットが始まる前に「今日の日経平均は?」と尋ねると、裏側で金融情報を解析し、日経平均の値上がり値下がりを予測して応答してくれます。
上記のような、質問者の意図と毎日変化するマーケットの動きを考慮しながら応答する、独自のサービスを提供できた背景には、自然言語処理技術を持つパートナー企業との協業があります。今後とも金融情報に付加価値を付けて提供するために、社内外と協業しながら、新しい価値を生んでいきたいと考えています。
「QUICKの金融情報」×「顧客の
業務効率化」を追求したい
QUICKのナレッジ開発の肝は、弊社の金融情報を、顧客の業務で使ってもらえる形で提供することだと感じています。たとえば金融機関には、データチェックや、資料の校正等、手作業で行っている仕事が未だ数多くあります。それを弊社のデータと、人工知能を組み合わせて提供すれば、作業を自動化させ、顧客の負荷軽減に繋がります。今世間では、働き方改革に注目が集まっていますが、QUICKのデータには顧客の業務効率化をサポートする力があります。Fintechが今注目されているのは、テクノロジーによって、利用者がコストや労務負荷を削減できるからです。弊社もこのニーズを応え、現在、AIと弊社の金融情報を組み合わせて「レポート作成・チェック等の業務効率化」を図るためのサービスを開発し、利用していただけるように顧客と調整を進めています。
営業の仕事は顧客の課題を
解決すること
QUICKに入社し、10年以上営業の仕事をしていますが、一貫して考えていることは、顧客の課題を解決することです。顧客と対面し、課題やニーズのヒアリングを行いますが、その際には問題の本質を理解しようと努めています。また、潜在的な課題やニーズが明らかになっていないケースなどもあります。そのような場合には、仮説をぶつけながら、会話をしていくことで、真の課題やニーズに辿りつくことができます。
上記のような、課題解決を繰り返し、実行してきた経験をもとに、今後はより大きな課題の解決に挑戦したいです。新規事業に携わり、今まで世の中にないサービスを創っていくことなども視野にいれて、仕事の幅を広げていきたいと思います。(2018年3月時点の情報です。)