大学時代は経済思想史を学んでいました。福沢諭吉や荻生徂徠について学ぶ中で、自分が今後生きていく上で「お金の知識」が不可欠であることに思い至りました。金融の第一線で働きたいという想いから、就職活動では、金融機関を志望していましたが、QUICKでは銀行や証券など金融業界のあらゆる会社に幅広く関われることに魅力を感じ、入社を決めました。入社後は営業セクションの配属となり、現在に至ります。

現在は、国内証券会社の準大手と称される企業を中心に約20社を担当しています。具体的な仕事内容は、証券会社や機関投資家といった金融のプロフェッショナルの方々に対して、彼らが業務で利用する金融情報を、効果的に提供するためのソリューションを提案し、営業しています。営業スタイルはルート営業が中心で、お客様を訪問しながら、さらなるニーズを掘り起こしていきます。「こんな情報がほしい」というご要望があれば、それにスピーディーに応えられるように日々努力をしています。

私たち営業は「会社の代表」「会社の顔」として矢面に立つ場面も多く、少々きついなと感じることもあります。例えば何かしらのトラブルがあった時、お叱りを受けるのは我々営業セクションの役目です。時にお客様から大変厳しいお言葉を頂戴する事もあります。しかし経験を積むうちに、徐々に冷静な対応が出来るようになったと感じます。さらには、自分の父親よりも上の世代の方も含めて、幅広い年齢層の方ともスムーズに会話ができるようになったので、日々成長してきたという実感があります。

弊社は大企業ではないので、一人一人に任される仕事の責任は重いと思います。一方で、個々の社員の力を伸ばそうとサポートする文化もあります。例えば、証券アナリストやファイナンシャルプランナーといった資格取得の奨励制度もありますし、社内外の研修への参加も盛んです。また、分からない事があれば、部署を越えて丁寧に教えてくれる社員も多いです。弊社は、先輩方が築き上げたお客様との信頼関係のもと、高いシェアと確固たる顧客基盤を保持する一方、より良いサービスを求めるお客様の期待も多く寄せられています。お客様の声をもっと社内に伝え、いいサービスを開発し、お客様の期待に応えていきたいです。
社内には結婚、出産してもなお、最前線で活躍している女性社員が多数おります。私自身も後輩たちの良き見本になりたいと考えています。（２０１３年３月時点の情報です）